じめっとした梅雨の日々が続いています。

何だか真夏の陽ざしが恋しく、夏の俳句を探してみました。

　暁の　紺朝顔や　星一つ　　　　高浜虚子

　薄月夜　花くちなしの　匂いけり　　正岡子規

　籠かばふ　鬼灯市（ほおずきいち）の　宵の雨　　水原秋桜子

　閑かさや　岩にしみ入る　蝉の声　　　　松尾芭蕉

　涼風の　曲がりくねって　来たりけり　　小林一茶

ついつい、エアコンに頼りっぱなしで、引きこもりになりがちですが、

今年の夏は、自然の涼を楽しみながら過ごしたいと思います。

今年の春先、ATL（成人T細胞白血病）の治験についてお問い合わせがありました。

『2017年度から、宮崎大学でATLの新薬の治験を目指している。』という2015年1月の雑誌記事を見つけた、患者様ご家族の方からの問い合わせでした。

この治験については現在準備段階とのことで、お役にたてる情報提供をできなかったのですが、このような問い合わせは少なからずあります。

長年病気で悩んでいる、家族が生命にかかわる病気となったときなど、正確な情報がほしい、最先端の治療に希望を託したいという思いも強くなるかと思います。

当院で行う治験について、ホームページで公開していますが、患者様募集のためのポスターを掲載することもありますので、ご覧になってください。

今後お問い合わせがあった新規治験については、こちらのブログでも、回答できればと考えております。