2015年6月 の記事

東大病院研修 その①


先日の6月22日(月)~6月26日(金)の5日間、

東京大学医学部附属病院主催の臨床研究(治験)コーディネーター養成研修に治験部門より2名参加させていただくことになり、東京へ行ってまいりました!

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←研修場所は勿論、東京大学医学部附属病院で行われました。

国公私立大学附属病院の臨床研究(治験)に携わる92名が参加されており、様々な職種の方がおられました。また講師陣は、関係省庁の方や大学・大学病院の先生及び職員の方々であり、様々な分野の講義を受け、大変刺激を受けて帰ってまいりました。

研修で学んだ知識をこれからの宮崎大学病院の臨床研究・治験の発展に活かしていきたいと思います。

研修を主催いただきました東大病院の先生方、スタッフの皆様、また講師の先生方に御礼申し上げます。

また、研修に参加させていただきました宮崎大学病院、治験部門のスタッフの皆様へ感謝いたします。

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※東京進出珍道中は、その②でお送りいたします!お楽しみに♪

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治験ミニミニ講座

こんちくわ

ブログの更新に間が空いてしまいましてごめんなさい。                                       今回は、医療費についてお話しようと思います。ちょいと真面目な話でございますが、お時間があればお付き合い下さいませ。

まずは、基本の確認をしてみましょう。

保険診療:保険が適用される診療のこと。診療費用は、患者の一部自己負担のほかは、それぞれ加入している保険(国民保険、社会保険など)が負担する。

自由診療:自由診療とは保険が適用されない診療のこと。厚生労働省が承認していない治療や薬を使用すると自由診療となり、治療費が全額自己負担となる。(未承認の抗がん剤、美容整形など)

混合診療:保険診療と自由診療を併用する診療のこと。日本では、保険診療と自由診療を併用することは原則として認められていない。したがって、診療行為の一部に、保険が適応されない自由診療があると、保険が適用される診療も含めて、医療費の全額が自己負担となる。

ここまでよろしいでしょうか。                                                        次に、治験に参加した場合の医療費についてご説明いたしますが・・・                               さて、治験は保険診療なのか???


 結論を申しますと、治験は承認前の医薬品や医療機器による治療であり、険適応外の診療です。ただし、保険外診療を受ける場合でも、厚生労働大臣の定める治験では、保険診療との併用が認められています。

さらに、治験薬を服用(または使用)している間は、検査・画像診断の費用や治験薬の費用は製薬会社が負担するので、患者さんの負担が少なくなるのです。

う~ん 難しい話になってしまいましたが、簡単に申しますと・・・

『治験中は、治験薬や検査の費用は製薬会社が負担してくれて、初診料や再診料、治験とは関係ない部分の薬代などは、患者さんが健康保険を使って一部自己負担金(3割とか1割とか)を支払う。』

具体的に申しますと・・・

『治験のために受診して、MRI検査や血液検査を受けて治験薬以外に薬の処方がなかったら、患者さんは再診料(初診料)だけ支払えば良い。』です。

治験中の医療費について、何となくご理解いただけたでしょうか。                                 治験の種類によって医療費の負担は異なりますので、詳細はCRCにお尋ね下さい。

長々とお付き合いいただき、ありがとうございました。                                         何かと忙しい年頃ですので不定期な登場になりますが(笑)、                                      今後も、治験にかかわる情報をわかりやすくお伝えしていきたいと思います。

   

では、またお会いする日まで~

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